- メラニン細胞を起源とする、結膜では最も多い腫瘍性病変です。
皮膚のほくろと同等の疾患です。多くは白めに茶色のあざとして見られます。眼瞼緑や涙丘にできることもあります。
大きさは様々です。徐々に大きくなることもあります。
- 良性疾患で、一般的には見かけの問題ですので治療は要しません。
しかし、疾患を有する者にとっては重大な問題となっていることもあり、このために人と目を合わせられないといった切実な訴えを持つこともあり、場合によっては治療を行なうこともあります。
- 多くの症例でレーザーを用いて除去することが可能です。
一般に皮膚の色素性母斑に対して用いられるレーザーは、ルビー、アレクサンドライト、炭酸ガス、ヤグなどのレーザーがありますが、必ずしもこれらのレーザーが色素母斑のメラニン色素に選択的な吸収域があるわけではありません。
メラニン色素により多く吸収させるには、より短波長のレーザーが有効です。
当院ではマルチカラーレーザーを用い、母斑の深度に応じてレーザー波長を変えることで大方の母斑の治療に成功しています。
- 網膜に対する障害が最も考えられますが、照射は腫孔領に入ることはなくコントロールされていますので、極めて安全に行なえます。
照射時に、ちくんっとした痛みがあります。
- 全ての結膜の血管は目にとっては重要で、一般的には血管を除去することはお勧めできません。
しかし、どうしても血管が目立ち、強い希望がある場合はレーザー照射で除去することは可能です。
血管照射は母斑に対してより時間がかかり、数回の照射が必要となることが多いです。
また、目にとっては必要な要素ですので、他の部位に新たに血管がでることもあります。