涙管がつまり、涙が内眼角からあふれてしまう疾患です。
中高年がよくかかる病気の一つで、軽い場合は普段に涙は流れないが、風にあたると流れ出し、風がなくなれば止まります。涙目の症状が重い場合は、風はなくでも常に涙がながれ、風にあたれば一層ひどくなります。
なみだ目(流涙症)はうっとおしいものです。
古くよりいろいろな治療が行われてきましたが、意外と治療が困難です。
そもそも涙は鼻の付け根にそって涙のうを通り、下鼻道に流れます。
流涙症はこのつたっていく働きがうまく機能していない為に起こる症状です。
その際にNSチューブを入れ、涙のうに涙がとおる様にします。
通常、なみだ目の治療はNSチューブを挿入します。
従来の涙目の治療であれば眼の近くを切開する必要が元々ありましたが、当医院ではレーザー治療で行う為、よほどの事が無い限り、切開する必要はありません。
当院では半導体レーザーを用いた涙のう鼻腔吻合術を行い成果を上げています。
流涙症の治療方法を画像とその治療の様子を動画でご覧頂けます。
具体的な施術の仕方など、ご興味ある方は是非ご覧いただければと思います。
涙は鼻の付け根に沿って誘導され、鼻腔に流れます。
NSチューブを挿入するにはDCR(涙のう鼻腔吻合術)という手術法で行いますが、その際に完全に閉塞ではNSチューブを挿入する事は出来なかった為、切開しDCRを行っていました。
そこで登場したのがレーザーを用いた涙のう鼻腔吻合術です。
涙のう鼻腔吻合術は1cm以上の皮膚切開骨窓形成が必要で時間もかかります。
この点レーザーDCRは大きな皮膚切開を要さず、短時間ですみ、負担の軽い手術です。
当医院は半導体レーザーを用いて涙のう鼻腔吻合術を行い、流涙症を治療します。
アプローチ方法は下記の2通りあります。
下鼻道法は本来の涙道を拡張する方法で、生理的な涙の通り道を利用するので望ましい方法ではありますが、閉塞が強い場合はしばしば困難で、時間がかかります。経涙小管的にレーザープローブを挿入し、鼻内視鏡下にレーザーを照射し下鼻道へ道を作っていきます。できた道にチューブをしばらく留置し再閉塞を防ぎます。この方法はレーザー照射部位が長くなると瘢痕形成により再閉塞する欠点があります。術直後にマイトマイシンを使用し成績を改善することが可能です。
本来の涙道からはずれ中鼻道に新たに道を作る方法で、観血的涙嚢鼻腔吻合術ではこの経路をとります。この方法では骨に穴を開ける必要があり、骨に穴を開けることのできるレーザーを使用する必要があります。Evolveのダイオードレーザーは骨に穴を開けることのできる数少ないレーザーです。この方法で作られたものは生理的な涙道の経路ではありませんが、経路が短く再閉塞する可能性が低く、また再閉塞時にも対応が容易であるなどの利点があり、閉塞が強い場合は下鼻道法より適していると考えられます。
なみだ目(涙目)・流涙症の症状で、眼科の名医をお探しの方やお困りの方は、神奈川県横浜市にある当病院へお気軽にご来院ください。